藤井四段、記録に挑め 最年少将棋タイトルに期待膨らむ 棋聖戦にも初参戦(産経新聞)

プロデビューからわずか半年で「不滅」といわれていた将棋界の最多連勝記録を30年ぶりに塗り替えた最年少棋士、藤井聡太四段(14)。連勝は「29」でストップしたが、今後も最年少でのタイトル獲得などに期待は続き、「中学生タイトルホルダー」も夢ではない。一方で、タイトル戦にはトップ棋士たちが立ちはだかり、さらに厳しい戦いが予想される。6日には、タイトル戦の一つ「名人戦」の予選にあたる順位戦の対局が関西将棋会館(大阪市福島区)であり、注目の一戦となる。(中島高幸)

 棋士たちが最も重視するのがタイトル戦だ。将棋界には現在、棋聖、竜王、名人、王位、王座、棋王、王将に、今期から加わった叡王(えいおう)を合わせて8つあり、「八大タイトル」と称される。全棋士が参加し、予選を勝ち上がった挑戦者とタイトル保持者が複数回の「番勝負」を戦うのが特徴で、頂点に立つ棋士が「棋聖」や「名人」といった称号を名乗れる。一年中、いずれかのタイトル戦の予選や番勝負が行われている。

 藤井四段が本戦に進出したのは竜王戦と棋王戦。竜王戦は2日の2回戦で敗退したが、棋王戦で挑戦者になれれば例年2~3月に開催される五番勝負で渡辺明棋王(33)との戦いに臨む。勝利すれば、屋敷伸之九段(45)が平成2年に18歳6カ月で棋聖位を奪取したタイトル獲得最年少記録を更新することになる。

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