新閣僚に聞く 野田聖子総務相「外から首相を批判し政権を弱くするのは卑怯」 インタビュー詳報(産経新聞)

野田聖子総務相は8日、産経新聞などのインタビューに応じ、来年9月に行われる予定の自民党総裁選への出馬に改めて意欲を示したほか、女性活躍やNHK改革などにも言及した。インタビューの詳細は以下の通り。

                 ◇                  

 --今回、閣内に入ることを決めた理由は。自民党総裁選に対するスタンスは。前回は推薦人が20人集まらずに出馬を断念した

 「私の信条というと大げさだが、大切にしている言葉に『義を見てせざるは勇無きなり』という言葉がある。一昨年の総裁選もそれを使った。なぜかというと、やらねばならないことを何らかの意図を持って、押し流そうとしている人たちがいて、それにあらがう人がほとんど出てこなかった。でも総裁選は国会議員のためではなく、やっぱり国民たる党員のための、民主主義の一つの手立てだ。それを自分たちが否定しちゃいけないなと思って出ようとした。今回も同じだ。同じ自民党の中にあって、私たちは基本的には仲間だ。良いときはともかく、非常に苦しんでいるときに外から批判する、いたずらに今いる総裁を批判して、仲間が政権を弱くするというのは、私は卑怯(ひきょう)なことだと思う。今まで外野で言っていたことを、同じテンションで、中できちっとお伝えすることが今必要とされていると思った。総裁選については来年のことだから、前回(2015年総裁選)も2週間前に出るって決めたので、1年も頂ければ、いろんなことができるだろうし、考えられるだろうし、また、いろんな局面があるんだろうと思って、今、決め打ちすることは考えていない。ただ、方向性としては、そこは進んでいくんだということを皆さんにお伝えしたかった」

 --関心のある政策テーマや成し遂げたいことは

 「まず問題意識としては、地方が相当、人口減少とか人口の流出で力を失ってきていることをもっともっと気が付いてあげるべきだという思いがある。それになにができるか。やっぱり意識を私たちも変えて、地方に住む人たちが、意識が変えられるような明るい誘導ができるように、いい政策誘導ができるように願っている。ただ私はずっとライフワークが女性活躍だったので、ようやく安倍晋三首相のおかげで、女性活躍という政策が、この日本の国の政治の中にスタートしたんだなと。感無量だが、なかなか実効性のあるものというのは難しいので、特にやっぱり女性のみならず男性の働き方も変えていくのだが、テレワークというのは大きな力になっていくと思う。これまでテレワークと位置付けて、そこに乗っかろうとするわけだが、それはどこで働こうとも自由で、そのデバイスを使うことで、いろんな所で自由な仕事が生み出せるという、そこからはじめていく。テレワークありき、言葉ありきでなくて、どこでも働けるということを作るという必要性の中に、結果としてそれがテレワークと呼ばれるということにしていかないといけないと思っている。私の場合は、自ら6歳の子供を抱えているし、子育てだけじゃなく、私の子供の場合、私は看護師にならないといけないし、介護福祉士もやらなきゃいけないということで、相当負荷がかかるので、そういうところを先人が作ってくれたICTを最大限活用して、仕事と両立したい。私が両立できれば、全ての女性も両立できるんじゃないかと思うので、取り組みたいと思います」

 --首相は改憲案を臨時国会に提出する考えを明言している。スケジュールについてどう考えるか。改憲そのものについては

 「まず、自由民主党というのは自主憲法制定だ。河野(太郎)外相のお父さんはそうじゃないというご発言もありますが、私の知る限りは自民党というのは自主憲法制定を党是としている政党なので、憲法改正を否定していません。ただし、なぜ憲法を改正するか。国民に発議する以上、やっぱりリーズナブルなことをしないといけないなと思う。例えば70年前にインターネットはなかったわけだし、70年前にこれだけ女性のニーズを求められる社会でもなかった。また、人権についても、環境についても、様変わりする中で、国民にとっていい憲法とはどういうことだろうということを、私たちは常に考える主体でありたいと思う。今般の首相の直近の発言では、スケジュール感はなしになったので、それについては、私とか首相というより前に、憲法調査会という国会の場があるわけだから、そこで活発な議論をして頂ければいいかなと思います」

 --NHK改革の現状、認識と今後の対応について

 「今、ホットイシューは同時配信のことだが、これは総務省の検討会にNHKからそういう話があった。検討会の方でも、どんなことをどんなふうにということで、ボールを投げ返された段階で、今のところまだ私の所には何も、オンザウェイということで報告もない。ただ、NHKに関しては、私自身は、若くて優秀で元気のいい記者さんとの出会いもあったが、全般的にみて、一般国民から批判があることも事実だ。そういった意味では、受信料の問題とか、ガバナンスの問題とかいろいろある中で、しっかりと公共放送として、首相も『原点回帰』と言っているが、やるべきことをしっかりやっているかということも検討してもらって、対応していただきたい」

 --NHKの受信料の値下げを求める声がある

 「その話は今申し上げたように、まだ検討会で何一つ具体的なことがない中で、仮定の話なのでお答えができない」

 --スマートフォン料金の低廉化、携帯会社や通信事業者(MVNO)の競争促進について

 「私もその話を聞いたので、確認したところ、元祖というか、それはIIJとか相当古い話だが、なかなか伸び悩んでいた。首相とか高市早苗前総務相の後押しで、いろいろと接続料を下げたり、インフラの方が譲歩した形で、気が付けば600社くらいになったということで、相当数増えたことは事実だ。この数が増えることがいいのかどうかは分からないが、そういう企業体がしっかりと経営できるような環境を引き続き取り組んでいただければと思っている。まだまだできるんじゃないかといわれる中で、利用者の利用料と提供するサービスのミスマッチがまだ一つの課題として残っているのは確かで、そこもやはり企業の方が利用者目線になってより丁寧な、消費者にフレンドリーなサービスを提供してくれることで、高く払っていた人が適正な価格で料金を払えるようになるんじゃないかということも可能性としてあることが分かった」

 --次世代移動通信方式「5G」について、どういう世界を描いているのか

 「あっという間に5Gが来たという感じだが、私からすると、5Gと4Gとどう違うかというと劇的に中身が違ってくるということで、今までは速度の追求だったと思う。ただ5Gになると2つ特徴があって、同時にたくさんの所へというのと、あとは遅れがないということで自動運転などの環境整備が整ってくる。今までは専ら通信に有利、通信環境がよくなっているが、IOTの実現に向けて、非常に大きな役割を果たすことになると思う。私が見せてもらって面白かったのは、皆さんご覧になったと思う。あの漫画は実現するんだろうなと。20年前にITSといって自動運転の似たようなもののテープカットしたのは私だが、あのころは『自動運転なんて』とか、『大臣ちょっと何考えているの?』みたいな、すごく批判が厳しかった中、5Gが2020年までにできることによって自動運転(の実現)が確実になっていて、隔世の感を感じている」

 --新内閣の女性閣僚は2人にとどまった。首相が女性活躍を掲げる中、なぜ理想と現実にギャップがあるのか

 「111位というのは、国会議員の数がとても少ないとか、給料の格差とか、七掛けといわれている女性の給料なんかが順位を下げている主な理由だったと思う。やはり一流企業であるためには、そういうところでしっかりと国際水準に見合うことをしないと。ある有名な会社の社長は、国際社会でM&A(企業の合併・買収)をやるときに、そういうの(女性社員の待遇改善)がない企業とは絶対に、諸外国はM&Aはやらないとはっきりと言っていた。日本も内需が縮小する中で、外国へ外国へと手足を伸ばしていくと、おそらく自分たちのスタンダードがあまりに国際水準とかけ離れていくことに経営者が実感していくと思う。そういうことで変わっていけると同時に、逆に外側の企業から、この会社ならばというような、結びつきになるようなものになっていくといいなと思う」

 「あともう一つ、われわれの国会の場合、いまだ参政権は70年を超えて、衆院の方だが、まだ1割越えできない。ほぼ横ばいというか。これはどうしたものかということで、各党で議員連盟を作り、政治分野における男女共同参画促進法という法律を作って、将来的にはやはりそれぞれの候補者が均等になるような日本を作っていくための努力をしていこうという法律を作り上げて、今度の臨時国会で提出し、成立させることができればいいと思う。いわゆる理念の法律だが、それでも啓発活動がどんどん進むので、やっぱりまだ政治は男の仕事じゃないかと。別に悪く思っていないが、そう思っている人たちが多い中、『いやいや、そうじゃないんです』とお伝えできれば世の中も変わってくるんじゃないかということを期待している」

 --総裁選の推薦人20人の集め方だが、前回出馬断念に追い込まれたときに支援を頼んだ、頼もうとした人が核になっているのか。“小池新党”の評価と、新党ができた場合は個人として連携することはあり得るか

 「推薦人に関しては、前回は2週間しか時間がない中、本当にありがたいことに相当数集まった。その人たちも今でも連絡を取り合っていて、(来年)9月までその関係が良好であれば、そこがやっぱり一つの核というか、土台になっていただけるんだろうと。でも、1年かけて何が起きるか分からないので、とりあえず今の段階ではそこまで。今後いろんなところで出会いがあったり、繋がりができればいいなということで、自分の仕事を通じて、いろんなリストが増えてくるといいなと思っている」

 「小池さんの新党については、まだ若狭さんが発表した程度なので、よく分からない。でも私にとって、できつつあることは、政治に緊張感というか、ピリッとしたものが生まれるとするならばいいことではないか。小池さんとの連携については、もう個人的には連携しているので、やっぱり女性というのは政治の中ではマイノリティーだから、思想信条が違ってもやっぱり、そこの部分では一緒だ。だから、ただ、そこにまだ留めたいですよね。だってまだ分からないから」

 --憲法9条の改正が焦点になっているが、どう考えているか

 「これは総務大臣として答えるべきではなく、憲法審査会という権威のある審査会で進められていることなので、それはそこにお任せしたいと思う」

 --個人的にも言えないか

 「今日は総務大臣のインタビューだから」

 --高知県大川村の町村総会について

 「実はその話の少し前に、岩手県だったと思うが、ある地方で女性の議員数が半数近くになったという報告を受けた。『それはすごいね。女性の活躍だね』って申し上げたら、いやいや実は議員報酬が少なすぎて、男性がとてもやれないということで女性が引き受けることになったと聞いた。数は増えたけど、なんか残念なことなんだねって、ちょっと前に聞いたので、総会の話を聞いてやっぱりそうなってきているのかなと。岐阜県もそういう過疎を抱えている中、法律が残っている以上、総会のあり方もきちっと議論しないといけない。もう一つ、議会のあり方もどうなのか。国会と同じようなやり方をしているが、それで本当に地方の議会がいいのかなと。むしろ仕事のない日曜日に議会を開くとか、夜やるとか、いろんな地方の議会を維持させるやり方も考えられるんじゃないか。だから、総会にこだわるとか、議会を存続させるというふうにどっちかに偏るのではなく、フラットにいろんな話を聞いていきたいと思う」

 --産業構造からみた問題については

 「私も大臣になったばかりなので、ただそういうことが起きたんだなということを真剣に受け止めている。もう少ししっかり調査をさせていただいて、いろんな考え方を提示してみたいと思う」

 --これからということか

いま、話題になっている・・・
マインドシフト禁煙法をご存知ですか?

その効果についてもですが、
田上 泰助さんの評判も色々と書かれてますね。

わたしが気になっているのはコレ・・・

気になる内容が『あの掲示板』でかなり流出してるみたいです。

ネタバレと口コミを読んでみると・・・
ある程度、購入前に中身がわかるっていいかも。(^^)v

文句とか批判ばかり言ってても仕方ないですよね。

ちょっと頑張ってチャレンジしてみようかしら?!

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